YouTubeのおすすめに上がってきた菊池亮太さんの動画。チェコの駅のグランドピアノでスメタナ「我が祖国」の第2曲「モルダウ」を弾いています。周りの客が次々に振り返り、どんどん集まってきます。
中2の音楽の授業の後CDを買ったほど大好きな「モルダウ(ヴルタヴァ)」。有名な旋律に入る直前に「チン・・・チン・・・」とトライアングルが初めて出てきてチェロ(?)の低音と重なるところがありますが、私はあの部分が大好きです。
なんと今年2024年はスメタナ生誕200年でウィーン・フィルが来日公演したとのこと。11/17が最終だったようです。
本日よりウィーン・フィルの来日公演スタート
— ソニーミュージック|CLASSIC (@sonyclassicaljp) 2024年11月7日
指揮は #アンドリス・ネルソンス
このコンビで今年生誕200年をむかえたスメタナのモルダウをどうぞ このメロディ沁みますわ#ウィーン・フィル2024 pic.twitter.com/Tsw0AZccRD
#クラシッククイズ
— ソニーミュージック|CLASSIC (@sonyclassicaljp) 2024年10月14日
今年アニバーサリーをむかえているクラシック音楽の作曲家の一人、スメタナ
連絡交響詩「わが祖国」や歌劇「売られた花嫁」などの名作を生んだチェコを代表する大作曲家ですが ベートーヴェンとの共通点が一つあります
下の4つからお選びください
答えは明日の今頃ポストします
答えは4の
— ソニーミュージック|CLASSIC (@sonyclassicaljp) 2024年10月15日
聴覚を失った
です
耳が聞こえなくなったのは50歳の時でした
その後スメタナは名作「わが祖国」生み出し絶賛を受けますがやがて精神を病み60歳で亡くなります
その第2曲「モルダウ」には そうした兆しがありません ネルソンス+ウィーン・フィルで最後の凱歌の部分をどうぞ pic.twitter.com/y7aEGe2YOh
「我が祖国」、モルダウが一番有名なのなんか不服
— 糸波@小惑星トリフネ合同 (@Coast_Itonami) 2024年9月29日
個人的な好みはシャールカなんだよな。コントラバス的にはなんかどの曲も忙しさの割に報われない曲なんだけども
「モルダウ」完成後、スメタナは完全に聴力を失うんだよね。「我が祖国」の残りの四曲は完全に聴力を失った中で作られた
— 糸波@小惑星トリフネ合同 (@Coast_Itonami) 2024年9月29日
シャールカのあの鳥肌が立つような壮大なイントロはそんな中で完成されたんだよな
第2曲
— やさぐれ猫 (@hirohiro_huhu) 2024年3月2日
有名すぎるモルダウ
フルートの伸びやかな音にクラリネットが重なり弦が続く
聴力を失うのはベートーヴェンが有名だけど、このスメタナも晩年聴力を失っている
衰えゆく聴力の中でこのモルダウを書いたと思うと胸が詰まる#広響
先週撮影した🇨🇿プラハのスメタナ像とモルダウ
— Reika Sakamoto (@reika_violin) 2022年3月3日
スメタナが「我が祖国」作曲中に聴力を失ったという事実は意外と知られていないかも…
「モルダウ」は急激に聞こえなくなった混乱の中で書かれ、最終曲「ブラニーク」の時は完全に失聴していた。
「我が祖国」全曲初演を作曲者本人は聴いていない😢 pic.twitter.com/fy292mgrVL
聴力を失いながらの作曲したこと、精神を病んで亡くなったことを初めて知りました。それを知って聴くとますます切なくなりますね。
Xで「モルダウ トライアングル」で検索して興味深いポストを発見しました。
昨日届いた2枚のわが祖国…
— pitasmin (@pitasumin) 2024年12月4日
どちらもオーストリア帝国貴族出身の指揮者、ウィーンのオケ、デュナーミク、アゴーギク全開の低速の長大な演奏…ということでは共通だけど…まさしく火と氷、水と油くらい違う解釈よな… この二つが同日に届いたことに感謝! pic.twitter.com/bRKgdzSn5p
こちらは熱い演奏。日本人の打楽器奏者がトライアングルを鳴らしながら、溢れる感動の涙で譜面が読めなくなった…というシロモノ。ブルタヴァ(モルダウ)演奏後観客があまりの熱演に思わず拍手してしまい、以降も拍手せざるを得なくなっとる…という演奏。素晴らしい… pic.twitter.com/hVVc8OFh4j
— pitasmin (@pitasumin) 2024年12月4日
こちらはクールな演奏。愛国心だとかは脇において曲の持つ響きや構造といったものを際立たせて、ひたすら美しさを追求している。いわゆる脱構築という趣。これはこれで納得出来る仕上がりだと思う。 pic.twitter.com/uhmJUga41J
— pitasmin (@pitasumin) 2024年12月4日
おそらくマタチッチを暑苦しい!と嫌う人も居るだろうし、アーノンクールをやる気あんのか!?と煽る人も居ると思うケド…アタシはどちらもアリだと思うよ〜 オーストリア貴族も色々だねぇということさ。
— pitasmin (@pitasumin) 2024年12月4日
感動の涙で譜面が読めなくなったという日本人打楽器奏者は、以下のページのレビューにより大塚敬子さんという方と判明。大塚敬子著『ウィーンに生きて ある打楽器奏者の音楽日誌』(音楽之友社、2002/7/17)に書いてあるそうです。
Amazon.co.jp: スメタナ:連作交響詩「我が祖国」 マタチッチ指揮ウィーン放送響: ミュージック
ぜひ聴いてみたいと思いました。このレビューが読めるページではCDを買えなかったのですが、以下の別のページで1,965円で購入。こちらには逆にレビューがないです。
ちなみに、最初購入したときは2,378円(-6%)だったのに、私が購入した直後に1,965円(-22%)になっていたので、急いでキャンセルして買い直しました。何なんでしょう。
大塚さんの本には他にも面白いエピソードがあるようです。以下のポストは大塚さんの教え子だという方のポストです。
#オケ曲あてクイズ
— brahms (@quiltbunkai) 2023年6月3日
これも間違い探しです。これは実際に聴いたのではなく、「こう演奏しているCD(有名な指揮者、オケ)があった」という打楽器の友人の話によります。ピッコロ、ティンパニ、シンバル、大太鼓を書きました。シンバルの楽譜が見づらいのは私の機械おんちのゆえですのでおゆるしを。 pic.twitter.com/iVOztFgND0
まあロック世代には半拍ずらしもアリっちゃアリかもしれませんが(苦笑)このシンバルがこの楽章の肝なので、悲笑ですかね
— メヒコ(気絶するほど蟹工船) (@m139090) 2023年6月3日
ありがとうございます。半拍ではなく1拍半かもしれませんね。
— brahms (@quiltbunkai) 2023年6月3日
いずれにしても、こういう楽譜があるのか?という話を彼とした覚えがあります。ないでしょうね。おそらく。ほかで聴いたことがないですから。
シンバル奏者の悲愴感漂う表情が思い浮かびます
— ゴーゴリ1912 (@notonotanuki) 2023年6月3日
いつもありがとうございます。以下の話は長いので、最後に出典を明らかにいたしますね。学生時代の打楽器トレーナーの先生はある海外の有名なオケで長く演奏しておられました。以下はその先生の本に出てくるエピソードです。これくらいの神経でないとシンバルは務まらないという話です。→
— brahms (@quiltbunkai) 2023年6月3日
ブルックナーの7番を演奏したとき、おそらくその先生はトライアングルです。シンバルの人はその1回だけのシンバルの出番をとてもいい音で演奏しましたが、50小節くらい早く演奏したそうです。指揮者がすごい顔でにらみつけたそうです。→
— brahms (@quiltbunkai) 2023年6月3日
→しかしそのシンバルの人は平気な顔で、正しい箇所でもう一度、シンバルを演奏したそうです。終演後、オケの部長が舞台袖にいたそうです。その先生は、シンバルの人が部長に叱られるのだと思ったそうです。しかし→
— brahms (@quiltbunkai) 2023年6月3日
→しかし話はこのあとです。この先生がのちに故マタチッチ(このオケによく客演していました)にこの話をしたところマタチッチは「私が指揮者なら彼が間違ってシンバルを演奏したときに、彼に指示を出しただろう。お客さんに間違いと悟られないのがよい音楽家だ」と言ったというのです。→
— brahms (@quiltbunkai) 2023年6月3日
→つまり、それくらいマタチッチという人は器が大きかった、という話なのです。
— brahms (@quiltbunkai) 2023年6月3日
以上、大塚敬子「ウィーンに生きて」
古い本ですが、おもしろい本なので、よろしければどうぞお読みください。以上です。
今回改めて聴くと、トライアングルがずっと鳴ってますね。実はこの曲ってトライアングルが重要だと知りました。号鐘(船鐘)を表現していると書いてあるpixivエッセイを発見しました。この方と同じく、私も自分が初めて音楽室で聴いたものより冒頭のトライアングルが弱いのは気に入らないです。
トライアングルが🚢🔔だったとは...冒頭の河のせせらぎであっという間に目の前に河辺が広がるわ...
— occhi__ (@occhi__) 2019年6月24日
モルダウ・「我が祖国」より https://t.co/n59Id4kvWy @YouTubeより
2本のフルートで始まる小さな流れがだんだん集まり、いつしか一つの川となって流れ始める冒頭から、深く澄んだトライアングルが響きわたります。楽譜には「エレガントに」「鐘(Glocken)のように」と指示されています。
出番も多く、森の中の狩り・村の婚礼・月光の中で踊る妖精・そして大河となって雄大に流れてゆくモルダウ川のさまざまな場面で性格の違う表現が求められていて、大変やりがいのある曲になっています。引用:ブログ-おいしいことなど徒然と|株式会社伊勢喜の「トライアングル(2)」
「エレガントに」は「elegante」、「鐘(Glocken)のように」は「glockenartig」とかいてあるようです。
モルダウ、トライアングルの最初の出番「elegante」!RT @tkrooss: Erster Triangel-Einsatz in der Moldau: "elegante" ! http://t.co/GuW8t7hf
— 山口伸子 (@nobu_frankfurt) 2012年2月21日
次回プログラム候補見てモルダウいいね〜って思ったけど、いいねって思ってるポイントがトライアングルの使い方が好きっていう謎視点なんよね
— ごえみんと (@goemint) 2024年1月16日
シーンが変わる為のSEみたいな使い方しててすごい印象残ってる
ですよね!?ココってタイミングで「チーン」って鳴らすのすごいですよね!?
— ごえみんと (@goemint) 2024年1月16日
モルダウなんか、冒頭は川辺の水辺遊びから、水鳥の生活、小舟が走って本流へ、なんてところの感じが、川面に映る陽の光のコントラストで現されているようであって、トライアングル一つで、ここから本流、みたいなw
— いぬぶえ (@inubue12) 2018年7月19日
モルダウ!トライアングルの音色美しすぎる!
— あっきー (@a_lfy) 2022年5月21日
#SHOWチャンネル
ほんとだ、音が全っ然違う
— ななしゃ (@nanasha_cherry) 2022年5月21日
北山さんの方が音が幾重にも重なって聴こえる
10万円のは確かに音が幅広いな
「モルダウ」大好き!!
トライアングルは川や水飛沫を表現してるのね。
素敵な音色だ😊#SHOWチャンネル
モルダウのトライアングルで泣きそうになっちゃった。推しフィルターと言われるとそうなのかもしれないけど😍
— ok** (@okmr_perc) 2023年12月24日
真面目にどんな楽器使ってるか後で連絡して聞こう。めっちゃ良い。
(1) モルダウ・「我が祖国」より - YouTube https://t.co/Dfvx94ubxp
— ファッションようじょ (@D_Plius) 2018年10月20日
モルダウのわが祖国の最初のトライアングルの音が好き
モルダウのトライアングル好きやわぁ。
— 那由多 (@inzmnayuta) 2023年8月23日
モルダウのトライアングルよいなぁ
— いちかわ (@ichi_wasemath) 2022年7月17日
モルダウの冒頭のトライアングルが1番好き……なのに今日の名もなき演奏会での演奏では遠い…遠い…
— Kono_amo (@Kono_amo3) 2024年5月25日
モルダウのトライアングルもいいところで出てきますよね(^^)
— KIKU RIN (@ryo0927) 2019年9月2日
個人的にマーラー六番一楽章のトライアングルソロ?が好きだったり。 https://t.co/exW3DvIEgL
モルダウの最初のトライアングルのような人間になりたい
— まりん、 (@Marin_chang) 2014年4月4日
#茨城県 #牛久市 #南部珈琲#コーヒーのある暮らし 今日のコーヒーSongはモルダウ 我が祖国 静かに聴くと頭のトライアングルの音が堪らなく良い🎶
— Himawariマサ (@showwin7771) 2023年3月3日
コーヒー☕はトラジャカロシ
焙煎度合いはフルシティとシティローストの間☕ #コーヒー好きな人と繋がりたい 🐉 pic.twitter.com/sS2taQXgWU
モルダウのイントロ(?)ってなんで鳥肌立つんですか
— しゅーな☀🕺💧🎤 (@chibipencil) 2023年9月3日
あれヤバい…
モルダウのフル(?)多分初めて聴いたけど良かった…でもやっぱりあの導入は神懸ってるなぁ…
モルダウ
— FICINO-METAL⭐️⭐️🇫🇷 (@raphael_bruford) 2023年11月23日
トライアングルのチーンが
#NHKClassic三昧
プロはトライアングルで音階奏でて ハモっています!
— ぐっち (@gutti777) 2024年10月14日
チェコフィルのモルダウのトライアングルに感動して 早ウン十年
【(モルダウ)ブルタバ】
— すみ (@sususu_chan) 2024年8月25日
この曲ほどトライアングルが重要な曲はないと思うぐらい、トライアングルの音が大切だと思って聞いています。 https://t.co/eEvwVutdV6
モルダウのトライアングルは一生に一回はやっておきたいよなあ。
— lewteru@八丁堀のインフラマン (@lewteru) 2023年12月16日
「トライアングルとかシンバルなんて誰でも出来んじゃね?」と言ってるヤツをそのままフルオーケストラの現場に連れてきて「さあ、やってみ!」とモルダウのトライアングルとかフィンランディアのシンバルとかをやらせてみて真っ青になるところを見てみたい!。失敗したらオケ全員が振り返るのだ!
— 小澤篤/山下篤 Atsushi Yamashita-Ozawa (@Red_Tuxedo) 2018年8月15日
100周年記念式典、定期演奏会、多分人生今まで一番体力使った本番やったと思う。
— イヴァイロ Ивайло (@ivcho1816) 2019年10月7日
モルダウのトライアングル、
皇帝のティンパニ、
幻想のティンパニI。
先生方、エキストラ、後輩、同級生のみんなにほんまに感謝してます。
あとみんな勘違いしないで、
僕マリンバ専攻だから笑
お疲れ様でした。 pic.twitter.com/RHdmc1x82S