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『ヘラクレス』(ディズニー'97)のハデスはジェームズ・ウッズのお気に入り

下の記事によると、ハデスの声優オーディションでジェームズ・ウッズは、「早口でユニークな車のセールスマン」というアプローチで臨み、この設定に興味を持ったディズニー側は、冷徹で残忍なハデスの性格にコミカルな部分を取り入れることを決定したそうです。

castel.jp

「Den of Geek」というサイトのジェームズ・ウッズへのインタビューによると、ハデスのモデルはジェフリー・カッツェンバーグ(元ウォルト・ディズニー・カンパニー会長で、現在はドリームワークス・アニメーションCEO)。ジェームズ・ウッズの作品の支持者であり親友。

ジェフリー・カッツェンバーグ - Wikipedia

 

元々はジョン・リスゴーが演じていたそうで、監督たちのハデスに対するコンセプトがなくて、ジョンに間違った方向性を示してしまったそう。

ジェームズ・ウッズはハデスの最初の台詞が面白くないと言ってアドリブ。それに合わせたシーンを1ヶ月かけて鉛筆で描いて、ウッズがシーン全体をアドリブし、リスクはあるがこのコンセプトでやってみようということになったようです。そして、ハデスの台詞はほとんど全てアドリブだそうです。

なんと、燃えている髪もジェームズ・ウッズのアイデアだそうです。

www.denofgeek.com

 

下の記事によると、公開後の数十年間、ウッズはハデスを公然と愛し、何かの目的で使われることがあれば、いつでも再演するために戻ってくると公言してきたとのこと。その言葉どおり、ウッズは20年以上にわたって、テレビ番組、ビデオゲーム、テーマパークのアトラクションなど、あらゆる場面でハデスの声を担当してきたそうですが、『Mickey's House of Villains』での歌声はロブ・ポールセンが担当。

disney.fandom.com

 

下の記事のトリビアに、ジェームズ・ウッズが給料を払い戻してまでハデスを演じたがっていたことや、元々のハデスの印象を変えたことや、アドリブのことなどが書いてあって、どれだけ気に入ってるかが分かります。

eiga-pop.com

本人もハデスについて何度もツイートしています。