せっかくこの記事に来ていただいたのに申し訳ないのですが、自分ではその理由を書くのも嫌なので、他の方の解説記事のリンクを貼っておきます。
子供も含めて幅広く観て考えることができる映画にしてほしかったです。私は観ません。ノーラン監督の映画は1つも観たことがないですが、これからも観ません。
アメリカではR指定(17歳未満は大人と同行)です。日本の方が緩いの謎です。
『オッペンハイマー』の製作総指揮ジェームズ・ウッズが、具体的にどう関わったのか調べてみました。
ロサンゼルス・タイムスの記事によると、伝記『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』(原題:American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer)の映画化権を2015年に得た実業家J・デヴィッド・ワーゴ(もう1人の製作総指揮、70歳)が、脚本の依頼・却下の繰り返しに苛立って、旧知の仲のジェームズ・ウッズに会いにハリウッドに行って、ウッズがノーラン監督のプロデューサーであるチャールズ・ローヴェンとのミーティングをセッティングし、本がワーゴ→ローヴェン→ノーラン監督と渡ったたようです。
つまり橋渡しをしたわけですね。
下の記事にはワーゴの経歴や苦労、ウッズとの関係が書かれています。
・マサチューセッツ工科大学卒で、原子爆弾に関わった教授たちから物理学を教わった。
・ウッズとは何年も前から知り合いで、当時のディスカバリー社の取締役時代に一緒に働いていた。
ウッズ(76歳)はマサチューセッツ工科大学中退で、先輩・後輩にあたるというのもあったのかもしれませんね。
ウッズについては、トランプ支持者であったり、右寄りの発言をしたり、かつてのファンの中には残念に思う人も多いですが、この映画によって世界中の人々が原子爆弾の恐ろしさを知り、使わないようにすべきだと思うきっかけになってくれたらいいですね。
ウッズ自身は原子爆弾についてどう思っているのでしょうね。
ウッズの喜びと感謝のポスト
On our way! #Oscars pic.twitter.com/DzJ7UFdbf1
— James Woods (@RealJamesWoods) 2024年3月10日
I am the luckiest man on earth. pic.twitter.com/2oThtKe88q
— James Woods (@RealJamesWoods) 2024年3月10日
And we're off!!!! #Oscars pic.twitter.com/itLqsJW1Zu
— James Woods (@RealJamesWoods) 2024年3月10日
さあ、出発だ‼‼
What a fantastic night!!! #Oscars #Oppenheimer pic.twitter.com/BVNNRjRZCH
— James Woods (@RealJamesWoods) 2024年3月11日
Chuck Roven has been my best friend forever, and sharing this experience and this night with him is the pinnacle. Four years ago we three forged a bond to get #Oppenheimer made, and it was so moving that he acknowledged David and me tonight. Bravo, Chuck, and thank you. pic.twitter.com/HYGKpzVJV9
— James Woods (@RealJamesWoods) 2024年3月11日
(DeepL翻訳)チャック・ローベンは私の永遠の親友であり、彼とこの体験と夜を共有することは最高だ。4年前、私たち3人は『オッペンハイマー』を作るために絆を深めた。そして今夜、彼がデイビッドと私を認めてくれたことはとても感動的だった。ブラボー、チャック、そしてありがとう。
ローヴェンがスピーチの中で、ウッズとワーゴの名前を出して感謝している動画。ロバート・ダウニー・Jrが後ろでガッツポーズをしています。ウッズと『トゥルー・ビリーヴァー/はぐれ弁護士の執念』で共演経験があります。
Promises made, promises kept. This is loyalty and abiding friendship in action. Chuck Roven has been the most successful producer of his generation for a reason: he is a singular man of honor. #Oppenheimer #Oscars #CharlesRoven pic.twitter.com/3RTZDOHKsn
— James Woods (@RealJamesWoods) 2024年3月13日
(DeepL翻訳)約束を交わし、約束を守る。これが忠誠心であり、変わらぬ友情である。チャック・ローヴェンが同世代で最も成功したプロデューサーとなったのには理由がある。
つまりジェームズ・ウッズは作品内容にかかわってない。誤解を招くのは、Exective Producerを「製作総指揮」と訳すせい。エグゼクティブプロデューサーの多くはただの版権やオプションの所有者で、映画の製作にはまるで関与してない場合も多い。 https://t.co/48Ps5mjlhh
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2024年3月17日
日本では3/11にあった第96回アカデミー賞で、ロバート・ダウニー・Jrが助演男優賞を受賞し、1989年の映画『トュルー・ビリーヴァー/はぐれ弁護士の執念』(原題:True Believer)で共演したジェームズ・ウッズが喜びのポストを投稿しています。ちなみにジェームズ・ウッズは、ロバート・ダウニー・Jrがチャップリン役で主演した『チャーリー』でも、相手側の弁護士役で少しだけ共演しています。
This was a particularly moving moment for me last night. Bob and I did True Believer together and like anyone who gets to know him, I just loved him. It was during a challenging time in his life, but I believed his talent would triumph. And did it ever! Bravo, #RobertDowneyJr https://t.co/AxQmRW9lnm
— James Woods (@RealJamesWoods) 2024年3月11日
(DeepL翻訳)昨夜は特に感動的な瞬間だった。ボブと私は『トゥルー・ビリーバー』で共演し、彼を知る誰もがそうであるように、私はただ彼を愛していた。彼の人生において困難な時期だったが、私は彼の才能が勝利すると信じていた。そして勝利した!ブラボー、ロバート・ダウニー・Jr
ボブって誰?と思って調べたら、ロバートのニックネームの1つだそうです。
ロバート・ダウニー・Jrがキー・ホイ・クァンと目を合わせず片手でオスカー像を取ったのがアジア人軽視だと批判されているようですが、舞台裏では握手や熱いハグをしたり、一緒に写真を撮ったりしていています。初めての受賞に興奮して単にかっこつけてしまっただけなのかもしれません。真相は本人たちにしか分かりません。
なお、エマ・ストーンの振る舞いへの批判は、経緯を知らない人が誤解して批判しているようです。
『ヴァンパイア/最期の聖戦』のアダム神父のファンカムが必要だという面白いポストを見つけました。
i need a fancam for the priest in john carpenter’s vampires and his sexy little waist
— loverboy (@tenderfates) 2022年10月9日
ファンカムについて検索すると、アイドルグループの1人を中心に撮影した動画を表す英語で、日本語では「推しカメラ」、韓国語では「チッケム」と言うそうです。
アダム神父のファンカムとなると、ジャックに教会で会う前から映すってことですから、教会のアーカイブで古文書の研究をしている姿とか、憧れのスレイヤーのジャックに同行できると分かってソワソワしている姿とかも観れるってことですね。なんかそれって、コメディではない『ハード・ウェイ』になりそうです。
広告が多いですが、とても興味深いインタビューです。まず冒頭に書かれた田中昇神父の経歴が意外でした。元は化学のエンジニアとは。
日本で祓魔式を行う本物の神父さんに『ヴァチカンのエクソシスト』を観てもらって、感想を聞いてみた ─ 現実の悪魔祓い儀式はどう行われる? | THE RIVER
『ヴァチカンのエクソシスト』はリアルなところもありつつエンタメとして楽しめるということ、そして、やはり『エクソシスト』のリアリティは凄いらしいということが分かりました。映画を観る前でも後でも読んだ方がいいです。
豊島教会の主任司祭をされているので、HPに経歴が載っていました。1997年、早稲田大学2年生頃にカトリック教会で受洗されたようです。2001~2004年の4年間メーカーで医薬の製造に携わった後、進学の道へ。個人的な推測ですが、医薬では救えない心があると感じられたのではないでしょうか。
日本で祓魔式を行う本物の神父さんに『ヴァチカンのエクソシスト』を観てもらって、感想を聞いてみた✝️https://t.co/8EGdzYRn2m
— THE RIVER (@the_river_jp) 2023年7月18日
神父さん「これは“あるある”ですね」
現実では悪魔祓がどう行われるのかも語っていただきました。ここでしか聞けない話。#ヴァチカンのエクソシスト #ラッセル・クロウ
これはとても興味深いものでした。ありがとう!日本でこのような習慣が見られるのは驚くべきことです。この映画について話してくれてありがとう。
— It's Katz (@PodKatz) 2023年7月19日
製作者の1人ジェフ・カッツさんは、積極的に日本のポストに日本語でコメントをくれます。
田中昇神父は映画のパンフレットでも祓魔式の実際についての解説を書かれているので興味深かったです
— punchlow (@punchlow) 2023年7月19日
日本で祓魔式を行う本物の神父さんに『ヴァチカンのエクソシスト』を観てもらって、感想を聞いてみた ─ 現実の悪魔祓い儀式はどう行われる? https://t.co/uZEzR5JDv3 @the_river_jpより
昨日、下の記事で書いた方が引用で返信をくださいまして、なんと『ヴァンパイア/最期の聖戦』きっかけでティム・ギニーにドハマりされたという当時のファンの方でした。当時のファンの方とやり取りできたのは初めてで、とても嬉しいです。
2000年頃はまだTwitterもGoogle翻訳もDeepL翻訳もない時代ですから、海外サイトから情報を得るのは相当大変だったと思います。便利な世の中になって良かったです。こうしてファンの方と繋がることもできましたし。
当時(2000年頃)この映画のお陰でティムにどハマりし、出てる映画をみまくりました。 https://t.co/p7dakk8krl
— 植木 (@sakewonomuueki) 2024年3月2日
引用ありがとうございます!!当時ティム・ギニーさんのファンだった方と初めてやり取りできて感無量です😂私は2020年に『ヴァンパイア/最期の聖戦』を観て知り、まだこれしか観ていません。『ブレイド』『アイアンマン』出演は情報として知っています。当時どういうタイプの俳優だったのでしょうか。 https://t.co/XPTiMn42sU
— 破天安連 (@haten_aren) 2024年3月2日
ありがとうございます。当時(2000年頃)はティムのネットで日本語での情報がほぼなく、IMDbで出演映画などを確認、まだ全盛だったレンタルビデオで借りて観てました。Twitterとかないので人となりなど不明で、チョイ役で出てくる人としかイメージありません(笑)最期の聖戦のブルーレイ楽しみですね🥳
— 植木 (@sakewonomuueki) 2024年3月2日
当時は苦労しながら情報を得ておられたのですね。便利な世になりました。レンタルビデオは私もよく行きました。
— 破天安連 (@haten_aren) 2024年3月2日
チョイ役が多いのですね。もっと人気出てもよかったのにと思います。
ブルーレイ楽しみですね🥳英語版ブルーレイのティムのインタビューを字幕付きで収録してほしいです。