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『ハード・ウェイ』山寺宏一版ニックの「あたりきよ!」は場違い感を出すための意訳で、元々は「その通り」

ニックがサングラスと付け髭をして警察署に座っていて、モスの同僚が「お前がカサノヴか?」と声を掛けるシーンで、DVD山寺宏一版ニックは「あたりきよ!」と返事をします。

元々の英語の台詞は「Fuckin' A」で、下のブログによると、元々のこの言葉の意味は「そのとおり、もちろんだ、すげえ、くそったれ」で、かなり下品な言い方だから人前では使わない方がよいとのことです。

eikaiwa-drama.com

 

では「あたりきよ!」という変な言い方に訳したのはなぜなのでしょうか。その答えが、フジテレビのバラエティ番組『二か国語』のWikipediaに載っています。

「ハード・ウェイ」 マイケル・J・フォックス演じる"刑事役の勉強のため研修に来た俳優"が刑事課でステレオタイプな西部劇のような台詞を決める箇所を、"日本の刑事課で岡っ引きの口調で答える場違いさ"の表現であると解説し「あたりきよ!」と意訳。

引用元:二か国語 - Wikipedia

なるほど、場違い感を出すための意訳だったんですね。