前の記事の続きです。
『トゥルー・ビリーヴァー/はぐれ弁護士の執念』は『ハード・ウェイ』『ヴァンパイア/最期の聖戦』と合わせて3部作のよう - Woods&Buddy (hatenablog.com)
前回の記事で、『ハード・ウェイ』、『ヴァンパイア/最期の聖戦』と合わせて3部作のようだと書きましたが、この映画は他の2つと大きく違うところがあります。
・実話に基づくシリアスな内容
・割と早い段階でロジャーと相棒になる
・ロジャーに感謝している
・ジェームズ・ウッズが弁論は強いが肉体的には弱い
・下品なシーンがなく、安心して他人に勧められる
1番目の実話については、前回の記事で書いたとおりです。
2番目についてですが、他の2つの映画がラストでやっと相棒になるのに対し、この映画は、ロジャーがエディのことを本気で尊敬するがゆえの言い合いを経て、翌日にはエディのほうからロジャーに歩み寄ります。
3番目の「ロジャーに感謝している」というのは、いくつかのシーンのエディの行動から読み取れます。細かいことは書きませんが、車で迎えに来るとか、サンドウィッチとか、ぶつかりそうになった救急車とか、最後の法廷とか。また、調査を手伝ってくれる女性キティと2人で話すシーンでは本音を打ち明けます。このキティに話すシーンがとても感動的です。あぁ、ロジャーのことそんな風に思ってたのねと。この映画のジェームズ・ウッズは意外と素直。
4番目の「弁論は強いが肉体的には弱い」は、弁護士だから弱くて当然なのですが、他の2つとのギャップがちょっと面白いです。ただ、弁論はさすがジェームズ・ウッズという感じの迫力。英語が分からなくても惹き込まれます。
5番目は、下品なシーンが嫌いな私には重要な点で、他の2つはこのために減点。
この映画は私の中では3つの映画の中でストーリー的に1位です。