ジェームズ・ウッズについて検索していてたまたま知った2007年のアニメ映画です。サーフィンに燃えるペンギンたちをハリウッドの撮影クルーが追うドキュメンタリー風になっている斬新な映画。サーフィンに興味がなくても、ユニークな映画として楽しめますし、波の映像がとてもリアルで美しいです。主人公とヒロインの日本語吹替は夫婦になる前の小栗旬と山田優。
ジェームズ・ウッズはサーフィンイベントを主催するラッコのレジーの声優をしています。レジーは金になりそうなサーファーを見つけてグッズなどで儲けようとする商売人的なキャラですが、見た目のモフモフ感とジェームズ・ウッズの愛嬌ある吹替が面白くてなんか憎めないヤツです。背の低さがコンプレックスらしく、頭には逆立ったカツラ。
レジーで一番面白いと思うシーンは、露天風呂に入りながらインタビューの撮影をされていたレジーが立ち上がったときに下半身にモザイクがかけられているシーン(笑)
他にも、サーファースカウト担当のマイキー(足の長い小鳥)の素早い歩き方に効果音をつけるシーンも(笑)
この映画は声優のアドリブをたくさん取り入れています。「Den of Geek」のインタビューでジェームズ・ウッズは、『ヘラクレス』と『サーフズ・アップ』は今までやった中で最も面白いアドリブがいくつかあり、コメディーをするのがとても楽しいということを語っています。
ジェームズ・ウッズが主人公コディについて語る動画
Interview: James Woods On Cody
https://www.imdb.com/video/vi3482059033/
好きなレビュー
サーフズ・アップのZumaの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
各言語でのレジーの声優が紹介されていてるサイト。『ハード・ウェイ』ファンとしてはジェームズ・ウッズと山寺宏一さんの写真が並んでいるのが個人的に熱い。
https://www.behindthevoiceactors.com/movies/Surfs-Up/Reggie/
下の記事によると、ジェームズ・ウッズはレジーの演技をリアルにするために、レジーがドキュメンタリー撮影クルーに物を投げるシーンで監督アッシュ・ブラノンに物を投げたそうです。
レジーの画像