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二見文庫『ハード・ウェイ』のクライマックスは『らんま1/2』38巻を思い出す

前の記事で、二見文庫『ハード・ウェイ』は映画と違うところがいっぱいと書きました。具体的にどう違うかについて、何記事かに分けて書いていきます。今回は、クライマックスについてです。実際に読んでほしいのでネタバレはしませんが、映画とは大きく違います。雰囲気だけお伝えします。

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私は小説のクライマックスを読んだ後、高橋留美子の漫画『らんま1/2』38巻で、人形の姿から元に戻ったのに息をしていないあかねを抱いて、乱馬が思いを吐露する場面を思い出しました。あかねは実は死んでいなくて、体が動かなかっただけ。目を開けて嬉しそうな表情。乱馬は大慌て。

 

もちろん違うところもありますが、雰囲気はこれとよく似てます。

私は初めて読んだ時、自分の部屋で立って読んでいたのですが、感動のあまり思わずしゃがみこんでしまいました。『ハード・ウェイ』ファンでまだ読んだことない人は損してますよ。そして、映画を観たことない人でも、バディ小説として素晴らしいので、ぜひ読んでみてほしいです。