Woods&Buddy

好きな映画についての情報倉庫

「アレックス・キートンがダーティハリーに出会う」という当時の『ハード・ウェイ』レビューの見出し

Twitterで見つけました。

 

なぜ1年前にPart3が公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティではなく、2年前に終了した『ファミリー・タイズ』のアレックスなのか。本文が全く読めないので分かりませんが、(株)キネマ旬報社キネマ旬報」1991年5月下旬号p.56のジェームズ・ウッズのインタビューから推測できるかもしれません。

 

インタビュアーは新村千穂さんで、パンフレットと同じ人。パンフレットはこの「キネマ旬報」のインタビューを一部省略して載せてあります。つまり、「キネマ旬報」のほうがめちゃくちゃ詳しいです。

 

そのインタビューで、次のことが明かされています。

・実はジェームズ・ウッズは『ファミリー・タイズ』とマイケルのファンだった

・マイケルとコロンビア映画会社社長のパーティーで出会って友達になり、『ファミリー・タイズ』のファンだからゲスト出演したいと頼んだらマイケルが喜んだ

・その直後、マイケルから『ハード・ウェイ』のオファーが来た

 

パンフレットにはマイケルがジェームズ・ウッズと共演したいと頼んだことしか書いてなく、マイケルがジェームズ・ウッズのファンなのかと思っていましたが、実際は逆で、ジェームズ・ウッズが先に共演を頼んだんですね。

ジェームズ・ウッズはアレックスに会いたかった、だから見出しがアレックスなのかなと。

 

ダーティハリーについては、p.57で新村さんからジョン・モスがダーティハリーを彷彿とさせると言われて、コメディ版ダーティハリーだと答えています。

 

これらを踏まえると、なんて的確な見出しなんだと思います。