『ヴァチカンのエクソシスト』が今も気になっています。
『恐怖の詩学 ジョン・カーペンター 人間は悪魔にも聖人にもなるんだ』というジョン・カーペンターのインタビュー本を翻訳された井上正昭氏が『ヴァチカンのエクソシスト』についてツイートしているのを発見。冒頭の豚の場面を見て『ヴァンパイア/最期の聖戦』のような展開の映画になることを期待したようです。
恐怖の詩学 ジョン・カーペンター―人間は悪魔にも聖人にもなるんだ (映画作家が自身を語る) | ブーランジェ,ジル, Boulenger,Gilles, 正昭, 井上 |本 | 通販 | Amazon
豚と悪魔は関係深く、『戦く影』で悪魔めいた影絵師が豚の背に乗って去っていくのはそういう意味だという話を先日したのだが、『ヴァチカンのエクソシスト』ではいきなり豚が登場する。レギオンと名乗る悪魔を、キリストが豚に乗り移らせて海で溺死させるという聖書の逸話をパロディにしたような場面。
— 井上正昭 (@masaakiinoue) 2023年8月10日
結局、この場面が一番面白かったかもしれない。ここで期待値が上がってしまったため(カーペンターの『ヴァンパイア 最後の聖戦』みたいな映画になるのかと)、そこまで盛り上がって見れなかったけれど、まずまず楽しめました。
— 井上正昭 (@masaakiinoue) 2023年8月10日
ちなみに下の感想でも書いたのですが、『恐怖の詩学 ジョン・カーペンター 人間は悪魔にも聖人にもなるんだ』は監督がアダム神父について熱く語るページがあって、初めて読んだとき号泣しました。『ヴァンパイア/最期の聖戦』ファンは必読書です。